SENSE OF PRESENSE – 世界は響きあうからだ –

人間と自然をつなぐ芸術–art–へ向かって。感覚・表現・交感のゆたかさを探求する旅のノート:松井雄一郎

ものすごく微かで、ものすごく広い

たぶん誰にでも、なんでもないときに、ちょっと自然の光のさしかたが変わって、ああ、幸せだなって、感じる時があるよね。そういう感じって、なかなか、誰かと共有したりできないものだし、ふっと現れて、しばらくわたしを包んでは、また消えていったりする…

言葉にならない「感覚」に近づいていくための作法なんだな

なんかわかんないけど感じていることがあるとか なにかぼんやり掴みかけていることがある気がするとか なにか大事なことが見えてきている気がするとか なにかが変わり始めている気がするとか そういうとき。 思考ではうまく捉えられないれど感覚は確かに動い…

そっと触れること

女の子が 道端の草の実をみつけて手を伸ばして ちいさな指でそっと触れる 父親はその様子をすこし先で立ち止まって眺めている そんな風景を窓のこちら側から見ていた そっと触れる ということがとても美しく感じられた。 子どもはその草にそっと触れ父親はそ…

有限の色彩の向こうの無限へ

ワークショップ、明後日から、始まります。 すっかり今日は暑さの中に秋の香りが混じり いそがしいながらも気持ちよく過ごしました。 これで、ワークショップ前、最後の告知にします。 「色彩との対話」というワークショップをやります。 9/2は満席。9/3の…

食い破って出てくる

ある戸棚のなかに、近頃、 ちいさな虫がいるなあって思ってた。 で、今日やっぱり戸棚のなかに なにか出どころがありそうだなと 思って、奥まで片付けてみた。 そしたら、棚の奥の奥に 忘れていた植物の実のなかから たくさんの小さな虫たちが 生まれていた…

workshop『色彩との対話』(2)

workshop「色彩との対話」 土曜日は満席見込となりました。 日曜日はまだ席があります。 男の子は青。女の子は赤。危険は黄色。 そうじゃなくて、もっと明るい色をつかいなさい。 そんな、あちら勝手の視線に傷つき 気がつかないうちに萎縮してきた心と感覚…

workshop 『色彩との対話』

2017年 9月 2土・3日 workshop『色彩との対話』 やっと、お知らせを書きます。 9 / 2(土)と3(日)に都内でワークショップをひらきます。 このワークショップは色彩をテーマにしています。 …と書いてみるとほんとうにそうかなとも思ってしまいます。 テー…

色彩に、もう一度、出会う[1]

9月の 2・3(土日)に、色彩をテーマにしたワークショップを開きます。場所は未定。東京都内。「色彩に、もう一度、出会う」みなさんはご自分の色彩感覚についてどんな思いがありますか?こうきかれたら、どんなことを考えるでしょうか?絵を描く・描いた時…

デザインは、カウンセリングではないが、かたちの話だけでもない。

先日のミーティング仕事。日当10万円は出したいくらいだよ、と、トップの方に言っていただけたようで良かった。自分でも、それくらいの働きをしようと思っていたので、ホッとした。・その後、担当者(親しい友人)とのやりとりのなかで、これまでも感じてい…

音と時間

最近、よく聴いているのは500年前にイギリスの作曲家が描いたものだという。でも、私はこうしてその調べを聴くことができる。このまえ、聖徳太子の御衣の端切れというものを見た。本当かは分からないし声は聴こえなかったが、そうして存在の余韻を大切に誰か…

言葉にならない7月

7月はずっと閉じていた。なにかが閉じているときは、 別の方向へ開いてるはず。うまく言葉にできない時間が続いて でもそれはとても重厚な時間で私というものの輪郭が 意図せずにどんどん広がって 自分の意識がそれについていけないような そういう時間だっ…

Dive into “...............”

ダンサーではない私たちには 身体があり、踊ることができる。 ミュージシャンではない私たちは 歌うこと、奏でることができる。 芸術家ではない私たちは 描くこと、かたちづくることができる。 作家ではない私たちは 書くこと、伝えることができる。 治療者…

好奇心と生きる

好奇心て大事だよ。生きる力みたいなものだと思う。それを、日々のなかでさりげないこと誰からも褒められないようなこと見つけられないようなことどんなことからでもいいからひとつずつかたちにしてみる。最初はすこしは練習がいるかもしれないからできれば…

ちょうど、響きあう距離

こないだ、バーに行ったときのこと。ワインと小さな料理を頼んだけどそれぞれすごく個性があって味わうタイミングが近すぎるとどうもぶつかるような感じだった。ので、料理を食べて、余韻が消えるか消えないか消えるかって頃にワインを少し含んで、とか香り…

風が届く

久しぶりに、自然に瞑想した。なんのためでもなく、どこにもいかずに、ただ座って、この身体にちゃんといて、呼吸して。眼をあけたら夕刻の空の変化があって、また眼を瞑って、バスの音も鳥の声も同時に聴いて、ふと友だちのこと思い出して、またここの呼吸…

星々の言葉に耳を澄ます

今朝、ハトの夢を見ていたらなぜか家のなかに鳥の羽根が。ならば、次のイベントのお知らせを。7月7日、大阪:星ヶ丘学園の「七夕祭」においてちいさな感覚と対話の場 『星々の言葉に耳を澄ませる』をひらきます。・小学校の夏休みの自由研究のこと。はじめて…

piano ライブのお知らせ

p i a n o ライブのお知らせです! 仕事の山は一 合目を越えました(遠い目)。 そんな合間にですが、ひとつお知らせを。 明日(!)6/4 ひとりでピアノを弾きます。 『へっぽこ音楽会』というライブに参加。 6/4(日)13:30〜 @一乗寺ケパサキ(茶山駅を東…

川が蘇る日に

その日とうとう川が干上がった。なぜそうなったのか理由を知るために若者は上流へ向かった。上流は美しい森でみずみずしい場所だった。かれた川の上流にはおおきな湖があった。湖から川へと水が流れ出すところに大きな、枯れた木が倒れて水の流れを堰き止め…

思考と感覚のフィールド(仮)

すごく個人的な感覚の話。粗い出来事って粗い思考のフィールドにしかのせられない感じ。正確には、出来事を粗く認識している時はというかんじ。そのフィールドだとあんまりスピードが出せないかんじ。状況をもっと細かく砕いて観てというか、写真の像ではな…

対話のメディアになる

たまった仕事を全てカバンに詰めて明日は岩手県・遠野にてNext Commons Labのみなさんとワークショップ。「対話のメディアをつくる」というタイトルです。実際には、自分たちが対話のメディアに「なる」という感覚にプログラムの焦点を定めつつあります。・…

workshop 『しあわせとしあわせを行き来する』のこと(2)

信岡良亮+松井雄一郎workshop session『しあわせとしあわせを行き来する』2017 5/27 土 17:00–21:00東京都内・六本木にて 記事の末に申込ページへのリンクがあります。(定員になりましたので募集を終えました) ・大切な友人、信岡良亮くんRyosuke Nobuoka…

身体の声をききはじめた日

初めて、カウンセリングの講座に参加したときのこと。 その講座は僕にとって 聴く人のあり方と 話す人の生きようとする力 の 関係 を徹底的に見つめる経験だった。いろいろ教えはあったんだけれど、なかでも「無条件の肯定的尊重」という感覚が、とても大切…

かたちになるまえのかたち

なにか発信したいことがあるのにバラバラとしたメモが散乱するだけでどれを差し出すということもできずブワッとした想いを抱えている。でもこうして、ブワッとした想いを抱えていられる空間があることがすごく大事なことだと思っている。すぐにかたちになら…

時間の在処

星の光は時間をこえて私たちに届いている。星はずっと遠くにいまもあるかもしれないしないかもしれない人の言葉も想いもそんなような感じがする。それが「いつ・どこで」光ったかということよりもその光が 私の 皮膚に 眼に 耳に 届いている「いま」という出…

優等生になれない場をデザインする

優等生として振る舞いたい自分がずっといた。 今も、その自分はいなくはないけど。だから、参加しているワークショップやクラス等で先生を慕えば慕うほど、その好み(これは幻想)になっていこうとする自分がいてそのこと自体が嫌になってその場にいられなく…

悠久の時間

悠久の時間というのは、はるか昔のことを言うのではない。はるか昔もいまも変わらない、あの時間のことだ。変化が緩やかであることを言うのではない。変化のなかにあっても変わらない、あの時間のことだ。伸び縮みして、目の前に現れては消える。それでも、…

『しあわせとしあわせを行き来する』workshop session

信岡良亮+松井雄一郎ワークショップセッション『しあわせとしあわせを行き来する』 5 / 27 土 17:00~21:00会場:東京・六本木定員 8名参加費 5,000円(詳細更新しました) お申し込みはこちらから https://www.reservestock.jp/events/189820 ●数年来、交…

自分の感覚を手放さずに生きていくために

自分の感覚を深めて、そのときの自分の感覚を信じてどんどん進んでみたらいいんじゃないかな。そこで出会う風景が、自分なのかもしれないし。その可能性を、どこかで見たイメージややりかたに絡めとられないように、とことん自分なりにやってみよう。… 数年…

記号の網の向こう

どんなに言葉を横に結んでいったとしても それが自分の体験・体感とつながらなければ 意味が人生に根を下ろすことはなくて 記号の網のようになって、いつのまにか 土の暖かさを覆ってしまうように思う。 その網の向こうに土があることを思い出す あるいは 土…

道ができるまで

道路ができる前に、車が走りはじめた。 けもの道ができる前に、動物がいた。 声が出る前に、喉がひらいた。 なにかの動きや経路が顕在化する前には かならず、その道を通るなにものかが 生き動きはじめている。 その軌跡が定着するまでには時間がかかる。 け…